2010年10月7日木曜日

IF~もし、想像の通りなら~


そうではないと誰が言い切れるのか。

という感じで短編の投稿でした、すもぉかぁです。
思いついたら作らざるを得ません、これもニコマスPの業……か……。

兎角、理由のわからない事は面白くもあり、恐ろしくもあり。
自分の中で一つの結論を見つけると、それに縛られてしまうのも、また恐ろしいものであります。

美希についてですが、「結論」について、彼女がどう思っているかを2パターンほど考えていました。
一つは動画で示したパターン。
そのことに思い至り、それについての嫌悪感を持った場合、です。

そして、もう一つがその逆。
そのことに思い至りつつも、動物だからわからないでもない、と理解を示すパターン。
こちらの場合、春香に教えることをためらいはしなかったでしょうね。
最後のセリフもきっと、「おなか一杯食べたいでしょ?」
などと、人間側から見たらたまらんことを言ってくれる可能性もありました。

どっちがいーかなぁ、と最後まで考え、前者にしましたが……。
さて、どちらの方が綺麗に纏まっていたのやら。

個人的な着地点は後者です、体験するのは、ごめんですが。
いやはや、世の中は狂気に満ちておりますなぁ。

そういや、ヒッチコックの「鳥」って映画がありましたねぇ。

4 件のコメント:

  1. なかなかに美味しい恐怖ごちそうさまでした。

    美希の結論は後者でも面白かったですね。
    後者だと、動画のような薄ら寒いもやもやした終わり方ではなく、
    一つの完成された狂気とブラックユーモアな感じなっていたでしょうから。
    さらに、前者なら春香さんの恐怖の対象はカラスだけですが、後者なら恐怖の対象はカラスと「美希」。
    仲の良い隣人が、自分の理解出来ない倫理を当たり前のように口にするのは、
    SAN値の高そうな春香さんにとっては、軽くSANチェックもののはず。
    美希はきっと、その倫理に僅かの疑念も抱く事なく一点の曇りもない笑顔で、
    「おなか一杯食べたいでしょ?」って言うんでしょうね。
    正気の狂気とか大好物です。

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  2. 楽しんでいただけたようで何よりです。

    倫理観念を人間側に持たせるか、マクロな視点で持たせるか……。
    ホラーやブラックジョークを題材にするときは、いつも付きまとう話です。
    これで良いと思う反面、日和ったかもなぁとも。
    美希は何でも言えるのですが、その分こちらが振り回されることもしばしば。
    次回のホラー系では、もっとSANチェックを行ってもらえるよう精進しますw

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  3. 記事があがるのを今か今かと待っていた割になにも考えてないセツナ/です。
    どうやら思ったことが主題から飛翔してしまったようです。
    今回は、頭のなかで物語が完結したので進んで考えたのは
    『本当にカラスは食料だけのために置石をしているのか』
    ご存知の通り、カラスは鳥類のなかで髄一の知性を持ち、全生物の中でもトップクラスの知性を有します。
    そんな彼らが食料をより得る為に電車を事故させようとする。
    まあそんなことをしたところで結果的に得られる食料は胡桃よりは多いにしてもそこまで多くはない。彼らもそれくらいは分かるはずです。動物としては更に、更に沢山食べたいはず。ならば彼らはその先を考えているのではないか。少しでも、確実に事故に導けば、ヒトの数は確実に減る。我々カラスのみならず他の知性生物も仕掛ければいつか世界さえも変えてしまえるのではないか…
    置石をするカラスは何を思うのか、より沢山食べるために、食料の巣を襲うのか、より沢山食べるために、生態系を歪ませようとするのか。
    どうもそこに発想がいってしまったようです。もうホラーじゃなくてSFのようだが、大丈夫か?

    そして、ミキに関しては別の答えを持っていました。それは『余り伝えたくない答えだけど彼女にとってはどうでもいいことである。』といったもの。
    まああまり良い気分ではないにしろそんなことで食料が得られるわけもなくいわば一種の『いやがらせ』という生物の性に過ぎないとわりきっている、こと。いわば「前までは興味があったけれど、今は気にしても仕方ない、どうでもいい事」と言うもの
    でも、やや、切実な表情や言葉運びなどから、異議がありますが。
    なんというオレ解釈!!

    次回もほらーですか?すもぉかあP短編SF企画みたいですね。
    もうこの際1000とか狙っちゃいましょうー、星大先生みたいに。

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  4. カラスによる世界征服……、そいつぁ素晴らしい!
    是非動画化願いたいですぜ、俺得動画としてw

    「あまり伝えたくない」+「でもどうでも良い」
    の組み合わせにしてしまうと、恐怖のポイントがズレる、って懸念がありますねー。
    この辺は、話を作る人間の視点なので、御気になさらずw

    次回はどーなるかなぁ、ちとまたリアルが込み入ってきているので、ウソm@sまではどんなのやります!っていえない感じです。
    思いついたときに、何らかの短編をあげるかなー、って感じでしょうかねー。

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